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以下、平成15年9月9日 愛媛新聞朝刊より抜粋
高橋直孝さん(41)が、このほどすべての飾りを完成させた。十月の川之江秋祭りで披露される。
高橋さんが地元である同地区の飾りを作成し始めたのは1998年。6年近くをかけ金糸や絹糸で刺しゅうされたふとん締めや飾り幕など十四枚の飾りを作り上げた。
特に力が入ったのは、北野天満宮や大宰府天満宮、菅原道真公などを刺しゅうした三枚の飾り幕。現地に足を運び、写真とスケッチから忠実に再現した。
人物のほおや鼻など立体部分を縁取る「こより」を外に出さず、つなぎ目を目立たせない独自の手法を取ることで、さらに本物に近く、迫力ある仕上がりとなった。
昨年、高橋さんの飾りが県の伝統的特産品の指定を受けた。高橋さんは「日本のものづくりは中国の安価な製品に押され気味だが、日本の伝統文化、技術を習得し、地元の人間が受け継ぐ流れを作っていきたい」と話している。
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